「富山湾の宝石」と称される白海老
ブリ・ホタルイカと並んで、富山県の三大海産物のひとつに数えられる白エビ。「富山湾の宝石」と称されるように、漁が成り立つほど大量に漁獲されるのは富山湾だけ。富山湾独特の海底谷「藍瓶(あいがめ))」に群泳し、4~11月が漁期で、6月から7月にかけて最盛期を迎えます。
白えびは鮮度の劣化が激しいため、海から揚がって数時間経つと、色が黒く変色してしまいます。冷凍技術が発達していなかった時代は、漁で獲れたものを地元で消費するしかなかったのです。
冷凍技術が発達したことで、白えびを遠くにも運べるようになり、一躍全国的なブランド食材となりました。
海中を泳いでいるときや水揚げして間もなくは、美しく透明感のある淡いピンク色をしており、その姿から「富山湾の宝石」と称されています。4~11月が漁期で、新鮮で、美しい海の宝石をお楽しみいただけます。